日本自動車輸入組合が6日に発表した2008年度の輸入車新規登録台数は、前年度比24.8%減の19万9115台となり、2年ぶりに前年割れとなった。
年度ベースで輸入車登録台数が20万台を割り込んだのは16年ぶり。年度後半から金融不安による消費者マインドの冷え込みが、上級モデルの多い輸入車を直撃したかっこうで2割を超えるマイナス幅となった。
外国メーカー車は同22.2%減の17万6723台と低迷した。ほとんどのブランドが低迷した。
日本メーカーの海外生産車は同40.3%減の2万2392台だった。日産の『デュアリス』が国内生産に切り替わった反動が現れた。
車種別では乗用車が同29.6%減の18万4399台、貨物車が同423.2%増の1万4708台だった。