2日、日本発表されたアルファロメオ『MiTo』のトランスミッションはマニュアルの6段変速のみ。AT仕様については2010年にデュアルクラッチ仕様のATを導入予定という。
当初はMTのみとなるため、MiToはシングルグレードとなる。
今回、MiToがMT仕様のみで発売となったのは、本国でもMT仕様しか用意されないことに加え「日本の多くのお客様が、アルファロメオからスポーティで楽しいマニュアル車の登場を待ち望んでいるから」とフィアットグループオートモービルズジャパンのポンタス・ヘグストロム社長は説明する。
ポンタス社長は「ATはイタリアで開発の最終段階。日本には優先的にATを投入する」と発言、AT仕様の早期導入を予告したものの、来年までは、国内投入されるMiToのグレードはターボチャージャー付きの1.4リットルエンジンを搭載する「1.4 T Sport」の6MTの1タイプのみとなる。
国内仕様のMiToで選べる主なオプションは、ポルトローナ フラウ社製のレザーシート。ボディカラーは「アルファレッド」「ビアンコスピノ ホワイト」「エトナ ブラック(メタリック)」の3色、内装はカラーによって通常モデルがブラックまたはレッド、レザーシートモデルがブラック、レッド、ナチュラルの3タイプが用意される。