SGホールディングスグループの佐川急便は、リコール時の製品回収を一括支援する「リコール・トータルサービス」を4月21日から関東圏内限定で開始すると発表した。6月21日からは全国展開する。
リコール・トータルサービスが、佐川グローバルロジスティクスのロジスティクス機能、佐川引越センターの大型家具・家電などの貸切輸送・産廃回収、佐川コンピューター・システムのシステム構築など、SGホールディングスグループ各社のもつノウハウやサービス機能を結集し、事故発生から緊急対応、回収業務、フォローアップまでのリコール業務の全てを網羅する。
トランスコスモスのコールセンター機能、三井住友海上保険の損害保険の斡旋、インターリスク総研(三井住友海上グループ)のコンサルティング業務斡旋など、リコールに関わる専門業務については各企業と提携し、顧客のニーズに応じて提供する。
また、緊急対応に欠かせないコールセンターの設置が最短で発注の翌日から可能。リコール状況・規模、顧客のニーズや要望に合わせて、体制とコストの最適化を目指すとしている。