居眠り運転で小学生5人死傷の事故、禁固を求刑

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昨年12月、埼玉県所沢市内の市道でRVを運転中、居眠り運転を起因とする路外逸脱事故を起こし、小学生5人を死傷させたとして、自動車運転過失致死傷の罪に問われた64歳の女に対する論告求刑公判が23日、さいたま地裁で開かれた。検察側は禁固4年を求刑している。

問題の事故は2008年12月4日午後に発生した。所沢市下富付近の市道を走行していたRVが路外に逸脱。道路左側を対向するように歩いてきた集団下校中の小学2年生児童7人の列に突っ込んだ。クルマの直撃を受けた8歳の女児が収容先の病院で死亡。他の4人も打撲などの軽傷を負った。

警察はクルマを運転していた64歳の女を現行犯逮捕。助手席には犬が乗せられており、当初はこれに気を取られてハンドル操作を誤ったものとみられたが、後に居眠り運転だったことが発覚。女に事故時の記憶はほとんど無かったされた。

23日にさいたま地裁で開かれた論告求刑公判で、検察側は「被告は眠気を自覚しながら運転を行った」と指摘。「RVを走る凶器に変えた」として、禁固4年の実刑を求めた。

これに対して弁護側は被告が事故当時、入院中だった夫の介護をしていたことに触れ、「介護疲れが居眠り運転の一因になった」として、情状の酌量を求めている。
《石田真一》

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