ポルシェ 917…栄光のマシンがデビュー40周年

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ポルシェは9日、「917」が誕生から40年を迎えたと発表した。917はルマン24時間耐久レースをはじめ、数々のモータースポーツで勝利したポルシェを代表するレーシングカーである。

917が初公開されたのは1969年3月のジュネーブモーターショー。排気量5.0リットル以下、最低重量800kgというFIAの国際メーカー選手権スポーツカークラスに参戦するために開発されたマシンだった。1969年4月、ホモロゲーション取得用に25台の917が生産され、実戦投入される。

917は空冷4494cc水平対向12気筒(520ps)をアルミチューブラーフレームに搭載。この上にグラスファイバー製ボディを載せる手法が導入された。サーキットのコース特性に応じて、ショートテールとロングテールの2種類のリアデザインを採用。917は1969年8月のエステルライヒリンク1000kmで初勝利を挙げ、早くも頭角を現す。4907cc(600ps)にパワーアップした翌1970年には、10戦中9勝という圧倒的強さでスポーツカークラスを制し、ルマンでも総合優勝を果たした。

1971年も917の活躍は続き、スポーツカークラスとルマンを制覇。とくにこの年のルマンで記録した平均車速222km/h、走行距離5335.313kmは、現在でも破られることのない偉大な金字塔である。

1972年、FIAがスポーツカークラスの排気量を3.0リットル以下に制限したのに伴い、ポルシェは新天地を求めて、カナディアンアメリカンチャレンジカップ(カンナム)に参戦。最大出力1000psの『917/10スパイダー』は5勝し、チャンピオンの座についた。1973年には最大出力を1200psに引き上げた『917/30スパイダー』を投入。8戦中6勝という圧倒的強さでチャンピオンに輝いている。

917シリーズはトータル65台を生産。レースから得たノウハウは市販車に生かされ、1974年には『911ターボ』を生む契機となった。現在、917はドイツのポルシェミュージアムに1970年、1971年のルマン優勝車と917/30スパイダーの3台が収蔵されている。
《森脇稔》

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