3日開幕したジュネーブモーターショーで、マセラティは『グラントゥーリズモS』のオートマチック仕様を初公開した。
最大の特徴は、パワフルなウェットサンプ式V8エンジンとオートマチックトランスミッションとの組み合わせ。搭載する4.7リットルV8エンジンの最大出力は、7000rpmで440hp(323kW)、4750rpmで490Nmの最大トルクを生み出す。6速オートマチックトランスミッションはZF社製。
グラントゥーリズモS オートマチックでは細部のデザインの変更が施され、サイドスカートと20インチホイールに、新デザインを採用している。標準装備されるマセラティマルチメディアシステムは、ワイヤレステクノロジーのブルートゥースと、オプションで装着可能な『ipod』インターフェイスを完備した。
マセラティとして、今年1月にデトロイトモーターショーで発表した『クアトロポルテスポーツGTS』に続くニューモデルとなる。