綜合警備保障は2日、警備ロボットの開発・販売で培ったノウハウを活用して企業向け受付ロボットを開発したと発表した。3日から東京ビッグサイトで開催のセキュリティショー2009に参考出品する。
企業向け受付ロボット『An9-RR(アンナインアールツー)』は、受付担当者の主要な業務をロボットで代替することを目指し、各種機能を備えた。既存の無人受付システムで多く採用されている、タッチパネルによる無人受付機能に加えて、「事前予約対応」と「入館証発行」機能を搭載し、受付機能の充実を図った。
さらに、本体にカメラと空間センサーを用いた警備機能を搭載し、持ち運び可能な子機にも同様の機能を搭載することで、希望の場所でスポット的な監視が可能だ。
販売価格は4年リースで月額6万8250円。購入プランは289万2750円で、5月から発売する。