メルセデスベンツ Gクラス…2015年までの継続生産が決定

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ダイムラーとマグナシュタイア社は2月26日、メルセデスベンツ『Gクラス』の生産を少なくとも2015年まで継続することで合意した。

オーストリアのグラーツに本拠を置くマグナシュタイア社(旧シュタイアプフ社)は、ダイムラーからGクラスの生産を委託されている。同社はカナダの部品メーカー大手、マグナインターナショナル社の子会社で、4WD車の生産や開発に豊富なノウハウを持つ。

ダイムラーとのパートナーシップは30年以上に及び、この間に生産されたGクラスは累計20万台以上を数える。現在、グラーツ工場ではGクラスの3ドア、コンバーチブル、5ドアを生産中。さらに、ローマ法王専用車のような特別注文モデルの生産も手がけている。

Gクラスはデビュー30周年を迎えたが、もともと、NATO軍の軍用車をルーツとするだけに、その優れた悪路走破性には定評がある。最近では2008年11月、オーストリア軍から合計1200台の軍用Gクラスのオーダーを受けたばかりだ。

マグナシュタイア社はGクラス以外にもメルセデスベンツの「4マチック」車の生産を担当。『Eクラス』の4マチックはグラーツ工場で生産されている。さらに、ダイムラーの他には、BMWから『X3』を受託生産。今後、『X1』とMINIブランドの新型クロスオーバーも生産車種に加わることが決定している。クライスラーのジープ『グランドチェロキー』もグラーツ工場製だ。

マグナインターナショナル社のSiegfried Wolf副社長は、「ダイムラーとGクラスの継続生産で合意したことを、従業員一同喜んでいる。我々の開発力や生産品質、財務状況などが、ダイムラーから高い評価を受けたものと理解している」とコメントしている。

《森脇稔》

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