京セラ、中国で太陽電池モジュールの新工場を建設へ

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京セラ、中国で太陽電池モジュールの新工場を建設へ
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京セラは20日、中国・天津市にある太陽電池モジュールの生産拠点「京セラ(天津)太陽エネルギー有限公司」が生産能力を拡充するため、新工場棟を建設すると発表した。

今回の新工場棟の建設は、京セラが太陽電池セルの生産量を2011年度に650MWへ増産するのにあわせ、モジュール生産についても生産体制の拡充をおこなうもの。アジア市場向けを中心とした太陽電池モジュールの生産を行う京セラ天津の生産能力は、現在年間60MWだが、2011年以降に最終的な生産能力を年間240MWを目指し、設備を増強する。
 
新工場棟は、4月に着工し、2010年春頃に竣工する予定。完成後は、京セラ天津の現在の生産機能を順次新工場棟に移管し、最終的には全面移管する予定。
 
京セラは2003年、中国や日本をはじめとするアジアでの太陽電池市場の成長を見込んで、日本企業として初めて、中国で太陽電池モジュールの生産拠点を開設した。現在、太陽光発電は世界的に注目されており、京セラ天津は、アジアの主要市場を支えるグループの生産拠点のひとつとして、日本、メキシコ、チェコの各工場とともに、京セラの太陽電池モジュール製造での世界4極体制の一翼を担っている。

《レスポンス編集部》

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