日本航空は、グループの整備会社を統合すると発表した。
同社の整備部門は、日本航空インターナショナル(JALI)整備本部とJAL航空機整備成田・JAL航空機整備東京・JALエンジンテクノロジー・JALアビテックのグループ整備会社4社が、航空機整備・エンジン整備・部品整備の各領域を分担し、それぞれの領域で技術力の向上を図ってきた。
今回、JALグループの技術力を結集し、より高品質な航空機を提供していくため、JALグループ整備会社4社を統合し新しい整備会社を設立する。同時に、JALI整備本部が現在持つ機能についても一部の機能を除いて、新整備会社に業務を移管する。
新整備会社は「JALエンジニアリング」で今年10月1日に4社を統合する形で発足する。
新会社は日本を代表する航空機整備会社としてJALグループの航空機の安全と品質を技術力で支えていくとともに、より広範な技術でのレベルアップを図り、広い視野を持ち新たな発想に富んだ人財の育成によって航空輸送分野の総合エンジニアリング企業を目指す。