アフターサービス、補修部品市場は1兆9000億円…矢野経済研究所

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矢野経済研究所は、「自動車アフターサービス」に関する業界調査を実施した。

調査は昨年7 - 11月までの期間、自動車メーカー、自動車部品メーカー、自動車部品卸売業者、ディーラー、整備工場、カー用品店などから専門研究員による直接面談、電話などによるヒアリング、文献調査を行った。

調査結果によると、アフターサービスの指標となる補修部品の卸売額は2007年が1兆9170億円と推計している。保有台数の減少に伴って、今後、自動車アフターサービスの需要は減少する見通しだ。

また、国内市場でのコンパクトカーの増加がアフターサービス市場の規模縮小の一因になっていると指摘している。

今後については、故障診断の必要性が高まり、アフターサービスの業態が変化するとしているほか、業界の環境対応については投資効果が課題で、自動車メーカーが主導して進展する可能性を指摘している。

《レスポンス編集部》

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