日本精工は、ポンプやコンプレッサーなど産業機械向け軸受として、長寿命化、許容回転数の向上、高精度な位置決めが可能な産業機械向け高機能標準「HPSアンギュラ玉軸受」を開発し、商品化した。
ポンプ、コンプレッサー、ギアボックス、ロボットなどの産業機械は、様々な環境下で使用されるが、高い信頼性やメンテナンスの容易さ、ランニングコストの低減、高効率、省エネルギーや環境に優しいことが要求されている。このため、産業機械に使用される軸受には、長寿命、高速回転、高精度などが求められている。
同社は、こうしたニーズに対応、優れた特長を持つ産業機械向け高機能標準HPSアンギュラ玉軸受を開発し商品化。同社は産業機械向け高機能標準HPSアンギュラ玉軸受シリーズ全体で、2010年に年間60億円の売上を目指す。