川崎重工子会社、小水力発電システムを製造・販売

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川崎重工グループのカワサキプラントシステムズは、川崎重工と共同開発した小水力発電システム「リング水車」を製造・販売すると発表した。

小水力発電は、未利用の水力エネルギーを使って小規模な発電を行うもので、CO2排出量が少なく、発電量の変動も小さい、安定した自然エネルギー(新エネルギー)発電システムだ。
 
カワサキプラントが製造・販売するリング水車は、従来のシステムに比べて大幅な小型化と低騒音化を実現した。また、今回の事業開始に先立ち、兵庫県内の多目的ダムで実証試験を行っており、所期の目標を満たす性能を確認した、としている。
 
リング水車は20 - 500kWのラインアップを揃えており、今後はこのシステムを浄水場、河川維持放流・利水放流を行っているダム、工場・プラント向けに販売することで、これまで未利用だったエネルギーを電力として回収するとともに、CO2排出削減にも貢献していくとしている。

《レスポンス編集部》

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