NTN、小型・軽量・高効率な固定式等速ジョイントを開発

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NTN、小型・軽量・高効率な固定式等速ジョイントを開発
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NTNは、従来の高作動角50度対応等速ジョイント「EUJ」に対し、トルク伝達ロスを約30%低減した世界トップレベルの小型・軽量・高効率な固定式等速ジョイント「EUJ-S」を開発したと発表した。

自動車の省燃費化を目的として、駆動系部品に対しても軽量化や低損失化のニーズが高まっている。同社では、小型・軽量で伝達効率の高いEシリーズ等速ジョイントをラインアップしている。既に量産中の「EUJ」は従来品「UJ」に対しトルク伝達ロスを約40%低減した。
 
今回開発したEUJ-Sは、EUJをベースに、ジョイント内部設計の最適化や表面改質、新開発グリースなどにより摩擦損失を低減することで、高効率化を図った。トルク伝達ロスを更に約30%低減、UJとの比較では約60%低減している。
 
同社では、自動車の省燃費化の要求がますます高まる中、ニーズに応える開発品をグローバルに供給していくとしている。

《レスポンス編集部》

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