出光の千葉製油所・工場が社会・環境貢献緑地に認定

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出光興産は、千葉製油所・工場が財団法人都市緑化基金が運営する「社会・環境貢献緑地評価システム」で「社会・環境貢献緑地」に認定されたと発表した。

社会・環境貢献緑地評価システム(SEGES)は、企業・団体が所有する敷地での緑を守り育てる活動を対象に、特に優れた活動を評価・認定する制度で、2005年から運用されている。
 
千葉製油所は1963年の操業開始と同時に幅100m、長さ3kmのグリーンベルトを中心とした緑地を整備し、維持・管理してきたが、操業から45年が経過し、緑地や森林に対する社会の期待も変化している。そこで、これまでの維持・管理活動が社会や環境の期待にどこまで応えられているのか、第三者の評価を得ることを目的に受審した。
 
今回の審査では、危険物を扱う製油所・工場という制約の中で、操業以来、緑地が継続的に良好に維持され、地域の貴重な自然資源として寄与していることや、これまでの工場緑地の概念にとらわれず新たな改善を図りつつある点などが評価され、「Excellent Stage2」の認定を受けた。石油業界では初の認定となる。
 
同社では、今回の評価を踏まえ、多様な生態系を育む場として機能を発揮し、工場緑地の価値を高めていけるよう、着実な維持管理に努めていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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