新日本石油は、同社連結子会社で石油精製専業の日本海石油が富山製油所の原油処理停止時期を計画よりも前倒しすると発表した。
原油処理停止は、当初、2009年3月末を予定していたが、想定以上に国内の石油需要が大幅に減少しているのを受けて、新日石グループで検討した結果、生産調整の必要性から2009年1月末に前倒して実施する。
オイルターミナル会社への移行については、2009年4月となる。原油処理を停止しオイルターミナル会社となった後は、新日石の北陸地区顧客に対する原油・石油製品供給中継基地となり、取り扱い数量は2009年度が約150万キロリットルの見通し。