タバコに火を着けていて 正面衝突で3人死傷

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3日午前、宮城県東松島市内の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突した。この事故で軽乗用車が大破、乗っていた3人が死傷している。警察は逸脱側のクルマを運転していた76歳の男を逮捕している。

宮城県警・石巻署によると、事故が起きたのは3日の午前11時55分ごろ。東松島市野蒜谷地中付近の県道を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた軽乗用車と正面衝突した。

衝突によって軽乗用車は大破。運転していた57歳の男性と、後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた76歳の女性が出血性ショックなどが原因で死亡。助手席に同乗していた55歳の女性も頭部骨折などの重傷を負った。警察は逸脱側のクルマを運転していた76歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。2人死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は片側1車線の緩やかなカーブ。調べに対して男は「タバコに火を着けようとしていて、前を見ていなかった」などと供述しているようだ。

《石田真一》

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