日野 子会社の滋賀日野、セイノーHD 子会社の岐阜日野へ経営権を移管

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日野自動車は、2009年1月7日付けで、滋賀県をテリトリーとする日野の販売子会社である滋賀日野自動車の株式を、セイノーホールディングスの子会社である岐阜日野自動車へ譲渡し、経営権を移管すると発表した。

セイノーHDは、岐阜県では、岐阜日野のほかトヨタ系の乗用車販売会社などを傘下に持ち、自動車ディーラー経営でも強固な販売基盤と実績がある。滋賀県でも本業の輸送事業とのシナジー効果が見込まれると判断、滋賀日野を買収する。
 
日野は、販売会社の経営体質強化のため、今年6月に南九州日野自動車を、11月には茨城日野自動車を、それぞれ地元のトヨタ系ディーラーに移管し、地域に密着した経営体制の構築を進めているが、今回の滋賀日野のセイノーグループへの経営権の移管はこの第3弾となる。
 
日野は地域ごとに、今年10月に「京滋日野自動車」を、それぞれ京都府と滋賀県をテリトリーとする京都日野と滋賀日野に分社化しており、今回のセイノーHDへの滋賀日野の売却を準備してきた。
 
日野は今後も「各地域での最適な販売体制」構築の方針のもと、国内販社体制の強化を推進する、としている。

《レスポンス編集部》

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