石油情報センターが発表した石油製品の店頭価格週次調査によると12月8日時点のレギュラーガソリンの全国平均価格は1リットル当たり119.1円となり、110円台に突入した。前の週と比べて4.2円の値下がり。これで18週連続の下落となっている。
原油価格の急落によって原油調達コストが下がっており、景気低迷による需要の落ち込みで在庫が増え、石油元売各社は卸価格を引き下げている。このため、小売り価格も下落が続いている。
ハイオクガソリンは4.2円下がって129.9円とハイオクも120円台となった。軽油は3.8円下がって113.2円だった。
★e燃費(運営:IRIコマース&テクノロジー)によると、12月10日のレギュラーガソリンの全国平均価格は107.9円/リットル、ハイオクは 118.3円/リットル、軽油は102.1円/リットル。石油情報センターによる平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。