SMFLと住友商事、航空機リース事業で新会社設立

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三井住友ファイナンス&リース(SMFL)、三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)、住友商事は、SMFLと住友商事が共同で新会社を設立し、航空機オペレーティングリース事業を共同で展開することを決定したと発表した。

住友商事グループと三井住友フィナンシャルグループは、SMFLによるリース事業、住友三井オートサービスによるオートリース事業を両グループの戦略的共同事業と位置づけている。

今回、その戦略的共同事業の一環として、航空機オペレーティングリース事業を拡大・発展させるために、SMFLが60%、住友商事が40%出資して航空機のリース事業を共同展開する新会社SMFL・エアクラフト・キャピタル社(SMAC)を設立した。

住友商事は、オランダの航空機オペレーティングリース事業子会社スミショウ・エアクラフト・アセット・マネージメントを中心に航空機機材の市場価値の管理体制に基づき、世界各地の航空会社に対し、機材の耐用年数から見て比較的短期間のリース(オペレーティングリース)を中心とするサービスを提供してきた。住友商事が保有または管理する航空機リース資産は、B737型機・A320型機を中心に現在58機。

新興市場の成長や経済効率性の高い機体への需要の高まりから、航空機オペレーティングリース事業は中長期的に堅調な拡大が見込まれるとしている。

住友商事グループと三井住友フィナンシャルグループは、SMFG、SMFLの持つ強固な財務基盤や財務ソリューション提供力と、住友商事の持つ航空機オペレーティングリース業務や航空機マネジメントのノウハウを結集し、航空会社向けに競争力のあるサービスを提供する航空機リース会社SMACを通じて航空機オペレーティングリース事業を拡大する。

《レスポンス編集部》

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