三菱電機は、DIATONEブランドから車載用デジタルオーディオ製品として、音質劣化を極力少なくし、より上質な音楽を提供するデジタルプロセスセンター(リニアPCMメモリープレーヤー・デジタルプロセッサー内蔵DAコンバーター)『DA-PX1』を12月12日から発売すると発表した。
新製品は、デジタル音声信号をアナログ音声信号にDA変換する際の音質を左右する、デジタルノイズ混入と時間のゆらぎを大幅に排除し、高音質を実現した。DA変換を行うと同時に音量をビット欠落無く調整し、ボリュームを絞った微小音量でも緻密でクリアなサウンドを再現する。
また、デジタル音声信号処理の演算精度を独自アルゴリズムにより高め、緻密な音質を再現するとともに、独自ビット拡張アルゴリズムにより、量子化雑音を低減、録音時本来の分解能を際立たせる。
アナログ音声信号出力時に、車両から発生するノイズの混入を排除し、クリアな音を再現する。さらに、同社が開発した独自のネットワークアルゴリズムを搭載することで、パッシブネットワークを使用したマルチウェイスピーカーの特性を乱さずに各スピーカーを独立、任意に時間補正する業界初のマルチウェイ・タイムアライメントを搭載した。
製品はメインユニット、サテライトユニット、ディスプレイユニットの3ピースで構成する。
価格は80万円。納期は受注後3 - 4か月後となる。