【GARMIN nuvi205Wインプレ その1】ワイド画面採用、ナビ機能強化の最新モデル

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ワイド画面採用ながら軽量コンパクトなボディ

ハンディGPSのナンバーワンメーカーであるGARMINが、日本市場に投入した新型PNDがnuvi205Wだ。ワンセグ・バックカメラ対応など多機能化を果たしたnuvi900とは対照的に、ナビの基本機能に絞ってパワーアップを果たした、GARMINらしい作りの新型ナビといえる。 

GARMINと聞いてもまだピンとこない人が多いだろう。しかし、それは間違い。GARMINはアメリカのGPS機器のメーカーで、この分野では間違いなく世界のトップに位置する。とくにハンディGPSでは絶対的な信頼を得ており、登山家やヨットマンならGARMINを知らない人はいない。ハンディGPSとはそういったフィールドで位置や高度を知るための小型機器で、その性能と信頼性は時に命さえも左右する。そこで信頼を得ているGARMINの技術力は推して知るべしだ。

ハンディGPSとハードウエアの共通点が多いPNDの分野にGARMINが進出したのは当然の成り行きで、日本でも早くからさまざまなPNDを発売してきた。その特徴はシンプルで使いやすく、小型軽量であること。新製品のnuvi205Wはその特徴を引き継ぎながら、国産PNDと肩を並べるほどに機能を高めたモデルだ。

外観は、上位機種のnuvi900がつや出しのブラックの筐体を採用したのとは対照的に、GARMINらしくシンプルに徹したもので、ディスプレイは4.3インチワイドを採用する。

3.5インチ程度で小型を売り物にしてきた従来モデルよりはかなり大きいものの、国産PNDの人気モデルと比べればまだ少し小さい。このサイズは外形寸法がスーツのポケットに入るギリギリ入る大きさから決められたという。出張などに使いたいビジネスマンにはありがたい。

◆ナビとしての基本性能に注力 ワンセグは非搭載

メモリは上位モデルのnuvi900とともに、GARMINで初めて4GBを採用した。これに伴って住所データは地番、号まで対応する約3300万件。さらにハイウェイモード、ジャンクションビュー、レーン情報、道路案内標識情報といった大容量ならではの機能も一通りサポートする。機能面ではもはやシンプルではなく、今どきのナビとして必要なものは全て揃っている。

ちなみに、上位モデルのnuvi900とはワンセグ非対応である点が最も大きく異なる。ほかにも外観デザイン、外部アンテナ端子の有無、音楽再生機能の有無などの違いがあり、機能満載の高級機nuvi900に対して、ある程度機能を絞ったエントリーモデルといった位置づけになるだろう。とはいえ、ナビとしての機能はほぼ同一だ。ワンセグは大きなセールスポイントとなる反面、まったく不要と割り切るユーザーも多いので、このように選べるラインナップを揃えてくれたことはありがたい。

《山田正昭》

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