三菱自動車が発表した10月の生産・国内販売・輸出実績によると、総生産台数は前年同月比3.7%減の11万9570台と低迷した。
国内生産は同6.3%増の8万72台と順調で、2か月連続で前年を上回った。輸出が依然として伸びているためで、10月としてはトラック・バス会社分社後、過去最高となった。
国内販売は同2.7%減の1万4349台と前年割れとなった。これで14か月連続マイナスで、登録社車の販売が大幅マイナスとなっているため。
輸出は同20.8%増の5万3030台と2か月ぶりに前年を上回った。北米向けが同101.3%増と倍増、欧州向けも同26.8%増となった。10月としてトラック・バス分社化後、過去最高となった。
海外生産は同19.1%減の3万9498台と8か月連続でマイナスとなった。アジアが同21.8%減だったほか、北米も同32.4%減と落ち込んだ。