慌てて踏切に進入、列車と衝突

自動車 社会 社会

14日朝、埼玉県富士見市内にある東武鉄道・東上線の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽ワゴン車と、通過中の上り急行列車が衝突した。クルマは大破したが、運転していた78歳の男性は衝突直前に退避しており、無事だった。

現場は幅員約2.5m程度の狭い踏切。車両の通行は禁止されておらず、両方向から可能だという。警察の調べに対して男性は「対向のクルマがライトをパッシングさせたので、進路を譲ってもらえたと判断した」、「急がなきゃと思い、慌てて踏切に入った直後に遮断機が下りてきた」などと話しているようだ。

埼玉県警・東入間署によると、事故が起きたのは14日の午前8時45分ごろ。富士見市水子付近の東武東上線、柳瀬川駅 - みずほ台駅間の踏切で、踏切内に立ち往生していた軽ワゴン車と通過中の上り急行列車(森林公園発/池袋行き、10両編成)が衝突した。

クルマはひきずられ、列車の車体と架線柱の間に挟まれて大破。運転していた78歳の男性は衝突直前に車外へ脱出しており、ケガはなかった。列車の乗客乗員約1600人にもケガは無かったが、現場での停車中に体調不良を訴えた70歳代の女性が救急搬送されている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集