住友商事は、ボリビア共和国のクリストバル銀・亜鉛・鉛鉱山事業の持分権益買い増し交渉を続けることで基本合意したと発表した。
同社は現行35%出資しているサン・クリストバル鉱山の権益保有会社ミネラ・サン・クリストバル社(MSC社)と精鉱販売会社のエイペックス・メタルズ・マーケティング(AMM社)の全株式、AMM社が実施しているMSC社宛株主融資全額とその他MSC社向け全債権を、総額2250万米ドルを将来のプロジェクトの価値に応じた後払い対価で、親会社である米国のエイペックス・シルバー社(Apex社)から取得し、完全子会社化することについて交渉を続けることで合意したと発表した。
住友商事がプロジェクト権益買取り後も、Apex社は引き続きMSC社とマネージメント契約を締結し、MSCの操業をサポートする。