富士重工業の新型コンパクトカー・スバル『デックス』(DEX)は、自銘柄ユーザーが他社のコンパクトカーへ流れるのを食い止める役目もある。同社マーケティング推進部・主査の谷内田雅人氏は、「他社の同じようなクルマと比較検討するユーザーは減少傾向にある。むしろ自社が管理するユーザーにデックスをきちんと説明していきたい。自銘柄でまかないきれないところも多いので、他銘柄からユーザーを引き込まなければならないが…」と話す。デックスは、新規と自銘柄のユーザーの比率をどれぐらいと想定しているのか。同社スバル商品企画本部商品企画部主事の金井達氏は、「自銘柄から7割ぐらいじゃないか。新規は取り込みたいが、まずベースとなるのは自銘の人たち。そのなかでも『インプレッサ』と軽自動車で半々ぐらいになればと思っている」と述べた。スバルの新型コンパクトカーは、“スバルユーザー”を手堅く取り囲むために必要不可欠な存在として位置づけられる。
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