ポルシェSE、増配へ…税引前利益が46%増の86億ユーロで

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ポルシェSE、増配へ…税引前利益が46%増の86億ユーロで
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ポルシェ・オートモービル・ホールディングSEは、監査役会で2007/2008年度連結決算の税引前利益が引き続き増加し、前年同期比46%増の85億6900万ユーロとなったと発表した。

利益が大幅に増加したのは、フォルクスワーゲンAGの保有株が貢献した。
 
為替ヘッジ、利息調整後のポルシェSEの収益は約10億ユーロだった。ポルシェ第4のモデルとなる『パナメーラ』、『カイエン』のハイブリッドドライブ、ニューモデル向け低燃費エンジンなどの開発費の増加が、収益に影響した。
 
しかし、VW社株の取引価格の変化に対応してポルシェが実施した株式オプション現金取引によってこの開発費をカバーした。また、今後のVW社の普通株式を追加取得する上のリスクヘッジも行っている。この取引による利益は68億3400万ユーロ。
 
決算期末、ポルシェSEではVW社の株式全体の22.3%を保有している。この株式保有によるポルシェの利益は10億700万ユーロで、このうち配当の1億6040万ユーロが現金収入となっている。
 
新車販売台数は同1.2%増の9万8652台と順調で、売上高は同1.3%増の74億6600万ユーロだった。税引後利益は同51%増の63億9200万ユーロ。
 
2009年1月30日にシュトゥットガルトのポルシェアリーナで開催される年次株主総会では多額の特別利益を考慮し、普通株式1株あたり0.694ユーロ、優先株式1株あたり0.70ユーロの配当、また普通株式および優先株式1株あたり2.00ユーロの特別配当を提案する予定。
 
この結果、配当総額は約4億7200万ユーロ、同約23%の増加となる。
《レスポンス編集部》

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