日本精工、中学生を対象に 企業見学会を開催

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日本精工(以下NSK)は5日、青森県三沢市立第二中学校2年生の生徒約100名を東京品川区のNSK本社に招き、同社としては初めての試みとなる社会体験プログラム「NSK企業見学会」を開催した。

今回の企業見学会は、NSKが2008年4月から展開している企業広告シリーズ「マサツ」が新聞に掲載されたことをきっかけに、NSKに関心を抱いた青森県三沢市立第二中学校からの「グローバルに事業を展開している日本企業を直接訪問する機会と経験を生徒達に提供したい」という申し入れを、NSKが快諾したことにより実現した。

見学会では、NSKの代表的な製品であるベアリングとは何なのか、普段の生活でどのように役立っているのかをスライドで紹介。生徒たちは、同社の摩擦の低減による地球規模での省エネルギー化への取り組みについて学んだ。

また展示コーナーでは、盲導犬や介護犬の代わりに人間をアシストする「ヒューマンアシストロボット」の実演や、医療現場などにおいてナノレベルでの細胞操作を簡単に行う事を可能にする「細胞マニピュレーションシステム」といった最先端の技術を、実際に見て触って体験した。

参加した生徒たちは皆、アシストロボットの一挙一動に目を輝かせ、マニュピレーションの操作体験では「アニメのロボット操縦みたいだ」などと喜びの声が上がる場面もあり、終止充実した表情で科学を楽しんでいた。

NSKは、企業見学会プログラムとしては初の試みだったためまだ試行錯誤の段階だが、今後も本社での見学会だけではなく、藤沢工場での体験見学会を含めたプログラムを提案し、次世代を担う子供たちへの教育の機会を提供していきたい、としている。

《宮崎壮人》

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