気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2008年11月5日付
●米大統領選投票始まる(読売・1面)
●10月国内販売13%減 40年ぶり低水準(読売・2面)
●ダイハツ営業減益、09年3月期7年ぶり、原材料高で(読売・8面)
●冬のボーナス3.8%減、民間研究所調査(読売・8面)
●新車販売世界で失速、経済悪化拍車も(読売・9面)
●ダイハツ3万台減産(毎日・8面)
●独BMW62%減益、7-9月期(毎日・8面)
●GM7-9月期決算発表は7日(毎日・8面)
●ソニーと慶大人材育成、寄付講座や就職体験(産経・11面)
●環境企業イメージ国内首位はトヨタ、ネット意識調査(東京・9面)
●多目的SUV北米で生産打ち切り、スズキ小型車輸出に転換(日経・9面)
●変速機生産能力、140億円投じ6割増強 ホンダ浜松新工場、10年に(日経・11面)
●ブリヂストン58%減益、7-9月純利益(日経・17面)
ひとくちコメント
日米をはじめ世界の自動車販売が一段と冷え込んできた。10月の米国の新車販売台数は前年同月比31.9%減の83万8156台と2か月連続で100万台を割り込んだ。国内も軽自動車を除く新車販売台数は同13.1%減の23万3922台で、10月単月としては1968年以来、40年ぶりの低水準となった。
きょうの読売は「新車販売世界で失速」との大見出しで取り上げたほか、朝日は「車城下町急ブレーキ」、産経は「新車販売“底なし沼”」、東京も「新車販売さらに深刻化」などと、世界的な金融危機のあおりを受けて新車販売が「減速」から「失速」状態へ様変わりしたことを伝えた。
ただ、10月の軽自動車販売はダイハツなどの新車攻勢で同6.2%増の14万5444台と3か月ぶりに前年を上回り、過去5番目の高水準をキープした。