日産自動車の中間決算…当期減益 為替差損や米国リース残存価値の下落

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日産自動車が発表した2008年9月中間期の連結決算は、当期純利益が前年同期比40.5%減の1263億円と大幅減益となった。減益要因は、円高による為替影響、米国市場の減速、北米におけるリース車両残存価値の下落、車種構成の悪化。

売上高は、同3.9%減の4兆8693億円となった。営業利益は、同47.8%減の1916億円となり、売上高営業利益率は3.9%に下落した。経常利益は同43.7%減の2027億円。

期中のグローバル販売台数は同4.7%増の190万2000台と順調に推移した。

北米は同0.9%減の66万6000台だった。米国市場全体が同15.1%減少したにも関わらず、日産の販売台数は3.4%減の51万6000台と健闘した。

日本は同4.3%減の31万8000台と低迷、欧州が同0.7%増の30万6000台だった。

一般海外市場は、中国と中東の伸びが牽引し、同20.6%増の61万2000台となった。

同社のカルロス・ゴーン社長は「世界中を巻き込んだ金融、経済危機は、主に金融収縮と、消費者の信用不安という形で、我々のビジネスの全ての側面に深刻な影響を及ぼしており、2008年度下期にこの状況が好転するとは考えにくい。我々は、会社を守るためにすべての必要かつ確実な対策を推し進めており、経営環境が打開された時に最大限の能力を発揮するため、体力を温存しておく」と述べた。
《レスポンス編集部》

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