日本自動車工業会が発表した2008年度上半期(4 - 9月)の福祉車両の販売台数は、前年同月比5.9%増の1万7456台となった。
2007年7月施行の法改正(シートの追突時の強度アップ)が影響し、前年度上半期が低水準であったことから、2008年上半期は前年を上回った。
車種別では、小型車が同8.8%増の1万1515台と順調。新型車投入の効果があった。軽四輪車は同3.8%増の3868台と堅調だった。車いす移動車の需要が回復。バスは同4.9%減の2073台と低迷した。バリアフリー法による代替え需要が一巡したため。