ホンダが発表した2008年9月中間期の連結決算は、売上高が前年同期比3.5%減の5兆6941億円、営業利益が同27.1%減の3702億円と減収減益となった。
二輪事業は海外で販売が伸びたため、売上げ台数は同22.3%増の560万8000台で増収となった。四輪事業は売上げ台数が、国内は横ばい、海外はアジアやブラジルで伸ばし、同0.7%増の189万7000台となった。しかし、売上げベースでは為替影響で同6.1%減となった。汎用事業は欧米で需要が低迷、売上げは同5.8%減となった。
収益ではモデルミックスの改善やコストダウン効果はあったものの、原材料価格の高騰の影響、為替差損、販売品・一般管理費の増加などが収益を圧迫した。
税引前四半期純利益は同21.2%減の3646億円、中間期純利益が同19.1%減の3029億円と大幅減益となった。