パリモーターショー開催にあたって米ゼネラルモーターズは、パリの中心部に位置する「ル・パヴィヨン・ドーフィヌ」でプレミアイベントをおこない、新型シボレー『クルーズ』を初公開した。
フレデリック・ヘンダーソン社長兼COO(最高執行責任者)と、エド・ウェルバーン グローバルデザイン担当副社長が参加したこのイベントでは、クルーズとともに『オーランド』や欧州初公開となる『ボルト』、『カマロ』などが展示された。
シボレーの新型コンパクトカーであるクルーズは、世界展開を目指すシボレーブランドの牽引役となる。
エクステリアデザインでは、エッジの効いたフロントウィンドウからリアピラーへと緩やかにアーチを描くようなルーフライン、そしてショートデッキによる独特のフォルムが特徴。
また、「ファブリックの質感においては、決してプラスチックの素材では出すことができない暖かさやソフト感を演出したほか、繊維の種類や色調、感触にもこだわるなど、厳選した素材をインテリアに幅広く採用した」とクルーズ担当のインテリアデザイナーのコメントが紹介されるなどインテリアにもこだわりをみせている。
クルーズは2009年3月にヨーロッパで発売され、その後世界各国で販売される予定。