電子情報技術産業協会が発表した8月の移動電話国内出荷台数は、前年同月比48.6%減の216万6000台と、2か月連続でマイナスとなった。
このうち、携帯電話は同47.9%減の208万4000台とほぼ半減した。夏モデルの新しい機能が少なかったため、夏商戦が停滞気味だったほか、新しい販売方式で旧型機種の安売りモデルが無くなったのが主因だ。
携帯電話のうち、ワンセグ対応製品は、同20.9%増の177万4000台で、ワンセグ搭載率は85.1%と、初めて8割を超えた。また、統計開始以来、累計出荷台数では4148万8000台と、4000万台を超えた。
一方、PHSは同62.4%減の8万2000台と2か月連続でマイナスとなった。