【FCジャパン】08年シーズン総括…王者 国本、2位に99点差

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【FCジャパン】08年シーズン総括…王者 国本、2位に99点差
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国内のフォーミュラとしては全日本F3の下のF4クラスのひとつに当たる、若手ドライバー育成カテゴリーのフォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)。トヨタ、日産、ホンダの国内大手3社が、モータースポーツ発展のために協力している点が大きな特徴だ。

各陣営が擁する若手ドライバーが集結しており、全26選手による激しいレースが展開されている。フォーミュラ・ニッポンのサポートレースのひとつとして06年からスタートし、今シーズンは20・21日に宮城県スポーツランドSUGOで開催された第15・16戦(1大会2レース制)をもって終了した。

08年王者は、2位に99点という圧倒的な差をつけた、参戦2年目の国本雄資(くにもと・ゆうじ:18歳)。TDP(トヨタ・ヤング・ドライバーズ・プログラム)のスカラシップを受けている選手のひとりだ。8月30日に富士スピードウェイで開催された第13ラウンドで早々にチャンピオンを決めた。

なお、同じくTDPの一員で、SUPER GTのGT300クラスの95号車「ライトニング マックィーン apr MR-S」で1勝を挙げ、全日本F3では総合2位となった国本京佑(くにもと・けいすけ)は実兄である。

08年の総合ランキングを見ると、2位は171点で佐藤公哉(さとう・きみや)、3位は136点で千代勝正(ちよ・かつまさ)。両名とも、NDDP(ニッサン・ドライバー・デベロップメント・プログラム)のバックアップを受けている。4位の松井孝允(まつい・たかみつ)は129点で、こちらもTDPのメンバー。5位の金井亮忠(かない・まこと)がFTRS(フォーミュラ・トヨタ・レーシング・スクール)ということで、こちらもトヨタ系。

8位まではトヨタおよび日産系のドライバーで占められており、ホンダ系のSRS-Fのスカラシップを得た選手は、51点で9位の小林崇志(こばやし・たかし)が最上位だ。この上位何名かは、全日本F3などにステップアップするものと見られる。

FCJ4年目となる09シーズンの開幕戦は、4月4・5日富士スピードウェイだ。

《デイビー日高》

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