ヤナセは、グループで展開するクライスラー事業とボルボ事業を10月1日付でヤナセグローバルモーターズに移管すると発表した。
ヤナセグループでは、クライスラー事業は、ヤナセ本体のクライスラー事業部門、ボルボ事業は子会社のヤナセ・スカンジナビア・モーターズで展開しているが、これらをGM系の販売事業を行っているヤナセグローバルモーターズに事業統合した上で、新体制で営業する。
今回の措置は、輸入車、特にクライスラー、ボルボ、GM系の販売が低迷している中で今後の市場動向などを勘案し、決定した。
具体的には、これまでゼネラルモーターズ系各ブランドの専売会社だったヤナセグローバルモーターズの取扱い車種を増やして収益確保を図る一方で、間接部門の機能一元化や拠点・設備などの経営資源を集約することで経営の効率化を図るのが狙い。
今回の事業統合に伴ってヤナセネットワークでのクライスラー系各ブランド、ボルボの新車・中古車の販売やアフターサービスについては、今後はヤナセグローバルモーターズが担当する。