クライスラーからEV…ボルト ファイター

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先週クライスラーグループがGMのプラグインハイブリッド、シボレー『ボルト』に対抗するモデルを用意する、と突然声明を出し業界が騒然となったが、23日、そのプロトタイプが発表された。

その名もダッジ『EV』で、ロータス社から提供されたライトウェイトシャーシをベースとしたEVスポーツカーだという。ロータスが選ばれた理由は同社が早くからライトウェイトボディやアルミのシャーシなどの開発に取り組んでおり、EVのコンセプトに合致するため。

ロータスベースのEVというとすでにカリフォルニアのテスラ社が同じようなコンセプトのスポーツカー、テスラ『ロードスター』を販売している。テスラロードスターはロータス『エリーゼ』のデザインをほぼそのまま使用しているが、ダッジEVは独自のデザインをロータスのアーキテクチャーの上に重ねたものになるという情報もある。ただしプロトタイプはロータス『ヨーロッパ』ベースだ。

価格もテスラ・ロードスターの10万9000ドルよりは安くなる、というが具体的な価格案などは明らかにされていない。

クライスラーグループはダッジ『EV』と同時に、クライスラー『EV』(ミニバンのタウンア&カントリー・ベース)、ジープ『EV』(ラングラー・ベース)のそれぞれプロトタイプも発表した。

どれかひとつ(ダッジか)は2010年から北米市場向け、続いて欧米市場向けに生産開始予定だ。2009年には100台ほどの電気自動車が官公庁や、企業、自社フリート向けに先行量産されるという。

《Sachiko Hijikata, US editor》

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