東洋ゴム工業は、鉄道車両用空気ばね、鉄道車両用防振ゴムを、ドイツ及び米国で開催される鉄道関係の展示会に出展すると発表した。
ドイツでは、9月23日から26日までメッセ・ベルリン見本市会場で開催される「イノトランス2008」に出展する。イノトランスは、隔年毎に開催される世界最大の鉄道関係の展示会で、参加は約40か国、出展企業は1600社にもなる。
また、米国のサンディエゴ・コンベンションセンターでは、10月6日から8日まで開催される「アメリカ交通展2008」(APTA)に出展する。APTAは、3年ごとに開催されており、同社は今回が初めての出展となる。
同社は、鉄道車両用の空気ばねの開発を1954年にスタートさせるなど国内でも先駆的に取り組んできた。国内で培った技術をグローバル展開するため、活動を強化する方針で、欧州で主流のコニカルストッパー付空気ばねや国内最新鋭の新幹線「N700」系に採用された空気ばねなどを展示して参加者に存在感をアピールする。