【イクリプスAVN Lite】初心者が必要とする機能は何か…を考慮

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イクリプス『AVN118M』は、富士通テンがラインナップするカーナビの中では、もっとも安いモデルとなる。地図メディアには4GB容量のSDカード(SDHC/Class4)を使用しており、データベースの容量としてはCD-ROMモデルを大きく超える。

ただ、このモデルは「シンプルな機能」を目指して開発されただけあって、一昔前のCDナビに劣る部分もある。2DIN-AVN形状だから、従来のAVNと同様に考えてしまいがちだが、ナビ機能的にはPNDのそれに近いのだ。画面はワイドQVGA相当だが、地図上に表示されるアイコンの類は必要最小限。一方通行路はデータベースに持っているというが、地図上にその表記はされない。

そして目的地の設定は1か所のみで、経由地の設定はできない。友人宅まで迎えに行き、その後に目的地まで向かうというシチュエーションでは「最初に友人宅を目的地に設定し、到着後に改めて目的地を設定する」という手間が必要だ。同様に目的地近辺で駐車場を探す場合にも「最初からその駐車場をピンポイントで目的地に指定する」、もしくは「目的地の近くまで着いた段階で駐車場を探す」といった手順となる。

この点について、発表会場の係員は「目的地はその都度で設定してもらうものとして、経由地設定の機能は省いています。ナビ初心者に必要な機能は何か。逆に不必要な機能は何か…というのを考えた結果です」と説明する。経由地設定は初心者が使わない複雑な機能のひとつとみなされたようだ。

《石田真一》

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