オークネットは、10月13日から共有在庫をはじめとした各サービスに登録される中古車についてAISの「新評価基準」を導入すると発表した。
AIS評価基準は、オークション取引における中古車の「公平性」、「透明性」、「安全性」を訴求する基準であり、現車を見なくても落札ができるよう、あらかじめ設定しているAIS検査を評価点として算出したもの。
新車販売台数の減少や車両使用期間の長期化により、低年式・多走行車両が増加傾向にある。こうした市場流通車両の変化に伴った評価基準にするため、AIS新評価基準を導入、より市場環境と会員のニーズに適した中古車流通サービスの展開を図るとしている。
同社では、新評価基準の導入により、出品店にとっては販売チャンスが拡大し、より適正価格に近い価格での売却が可能となり、落札店にとっては仕入ニーズにあった車両の検索・落札が容易になるとしている。