スマート『フォーツー』の誕生10周年の記念式典がフランスのアムバッハ工場でおこなわれ、ダイムラーのディーター・ツェッチェ社長兼CEOが出席。「フォーツーの電気自動車バージョンを市場に投入する」と宣言した。
「フォーツー・エレクトリック・ドライブ」と名づけられたEV仕様は高性能リチウムイオンバッテリーを搭載する。
ダイムラーは初代フォーツーをベースにしたEV仕様を2007年に100台試作。英ロンドンで実用化に向けた各種テストをおこなってきた。2代目をベースに開発されるEVは、バッテリーを初代のニッケルからリチウムイオンに変更。高性能とロングライフを両立しているという。
フォーツー・エレクトリック・ドライブは2009年末に生産を開始する計画。このEVがスマートの環境イメージをさらに引き上げることになりそうだ。