デンソーウェーブは、UHF帯RFタグハンディターミナル(携帯型データ収集端末)の新機種「BHT-604QUW」を2009年4月1日から発売すると発表した。価格はオープン価格。
新型UHF帯RFタグハンディターミナルは、免許が不要な特定小電力のUHF帯RFタグリーダライタを搭載し、クラス最長の読み取り距離、読み取り速度を実現、検品や棚卸など複数のタグを連続して読み取る業務でバーコードに比べ約3分の1以下の作業時間で業務の効率化が図れる。
また、円偏波アンテナを採用し360度UHF帯RFタグの読み取りに対応しており、自然な動きに合わせた角度での作業が行える。
光学系読み取りは、業界最高レベルの読み取り性能を持つ2次元コードスキャナを搭載し、RFタグ、2次元コード、バーコードの読み取りに対応する。バーコードやQRコードとRFタグを併用したシステムや段階的にRFタグを導入されるシステムでも使用できる。
さらにグリップ部やアンテナなどの突起物がないストレート形状、握りやすいオーバルシェイプで持ち運び/作業共に行いやすいデザインを採用している。
新製品は、9月10 - 12日に東京ビッグサイトにて開催される「第10回自動認識総合展」に出品される。