日本自動車工業会が発表した7月の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は前年同月比20.3%増の61万9174台となり、36か月連続でプラスとなった。
車種別では、乗用車が同19.1%増の54万550台と12か月連続プラス、トラックが同23.9%増の6万4304台と14か月連続プラスで、ともに好調だった。バスも同62.2%増の1万4320台と急増した。
地域別では中南米を除く全地域でプラスとなった。新車市場が低迷している北米向けは同6.9%増で、欧州向けも同32.2%増だった。中近東向けが同40.7%増、アジア向けが同42.0%増と高い伸び率だった。中南米向けは同3.8%減だった。
輸出金額は、車両分119億4213万ドル、部品分29億8827万ドルの総額149億3040万ドルとなり、前年同月に比べると31億8287万ドル、27.1%増加した。