三菱商事と三菱UFJリースは、トルコで大手自動車リース会社であるEkim Turizm Ticaret Ve Sanayi(ETTVS)に資本参加し、同国での自動車リース事業に参入すると発表した。
トルコをはじめ、新興国の中には金融インフラが発展途上である地域も多く、ファイナンスに対するニーズは潜在的に高い。特にモノを仲介させるアセットファイナンスであるリースに対しては、今後も強い需要が期待されている。
こうした状況から、三菱商事、三菱UFJリースは、トルコの自動車リース業界で最大のシェアを持つETTVSに出資、アセットファイナンス事業を推進することで、トルコで事業を展開して収益を確保し、企業価値の向上を図る。
出資比率は三菱商事が25%、三菱UFJリースが20%。
欧州及びトルコで独占禁止法関連の報告手続きが完了した後、新体制で事業を開始する。