初開催のヨーロッパGPをフェリペ・マッサが制し、10ポイントを獲得したフェラーリ。しかしキミ・ライコネンのエンジンが終盤でブロー。
ハンガリーGPでもトップ走行中のマッサが終了間際でまさかのエンジンブローと、2戦連続でエンジンにトラブルが発生する異常事態に、フェラーリでは“ジョーカー”と呼ばれるカードを切ることも検討しているようだ。
この“ジョーカー”とはシーズンの中で一度だけペナルティーなしでスケジュール外のエンジン交換ができるというルールのこと。
現在マラネロではノンストップでエンジントラブルの原因究明が行われており、フェラーリでは2週間後のスパ・フランコルシャンでこの“ジョーカー”を切るかどうかを慎重に判断する意向のようだ。