トヨタ自動車は、『クラウンセダン』、『クラウンコンフォート』、『コンフォート』、『コンフォート教習車』を一部改良し、8月21日から発売した。
今回の改良では、新たに電子制御式LPG液体噴射方式(EFI-LP)を採用した2.0リットルLPGエンジン(1TR-FPE)を搭載することで、クラウンセダン、クラウンコンフォート、コンフォートが2010年度燃費基準を達成した。2005年基準排出ガス75%低減レベルの認定もコンフォート教習車とガソリン車を除いて取得した。また、最高出力で37ps、最大トルクで3kg・mを向上、高い動力性能と環境性能の両立を図った。
さらに、車両停止時にシフトレバーを「N」または「P」にするとエンジンが自動停止する「TOYOTA STOP AND START SYSTEM」をクラウンセダン、クラウンコンフォート、コンフォートのAT車に標準装備し、一層の燃費向上を図った。
このほか、ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を施している。