スズキが発表した2008年4 - 6月期(第1四半期)連結決算は、営業利益が前年同期比16.5%減の337億円と減益となった。
売上げ台数は二輪車が日欧米で落ち込んだが、アジアが急増し同8.5%増の49万8000台となった。四輪車は日本、欧州、アジアが伸びて同16.7%増の63万5000台となった。
売上高は北米の二輪・四輪の大幅な売上げ減を他の地域の販売増でカバーし、同1.8%増の9104億円となった。
損益では、原材料価格の上昇、為替差損による減益を原価低減や減価償却費・諸経費の減少でカバーできずに営業減益となった。
経常利益は金融収支の増加などで同2.6%増の454億円、当期純利益も同6.9%増の260億円と増益となった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。