日産自動車は、100%出資子会社の日産ファイナンスを吸収合併すると発表した。今回、グループ内における経営資源の集中による効率的な組織運営を図るため、今年10月1日付けで日産に吸収合併する。日産ファイナンスは、国内グループ会社に対する金融サービス、経理業務代行サービスの提供を事業の柱としてきたが、2006年11月に経理業務代行サービス事業を分社化したことなどから、位置づけは実質的に日産の財務部門の一機能となっていた。