横浜ゴムは、今年2月にプロギアを通じて発売したPRGR(プロギア)ユーティリティクラブ『ZOOM X』の販売を7月9日から一時停止すると発表した。
販売停止するのは、同クラブのソール部分に採用したタングステンウェイト(ネジ)のデザインが、世界のゴルフルールを統括するR&Aが定めたヘッド形状のルールに抵触する懸念があるため。
ZOOM Xは、8月下旬から新デザインのタングステンウェイトを採用して販売を再開する予定。
現在、横浜ゴムはR&Aとの間でルール抵触に関して確認作業を進めている。しかし、ルール不適合と決定した場合、購入者に迷惑が掛かる恐れがあるため、自主的に販売停止措置を取る。
また、対象製品をすでに購入したユーザーには、現状は従来通りルール適合クラブとして使用できるが、準備が整い次第、新デザインのタングステンウェイトと交換する。