日産自動車は1日、環境省が創設した「エコ・ファースト制度」で、同社の中期環境行動計画「ニッサン・グリーンプログラム2010」に掲げた3つの重要課題に沿った包括的な環境への取り組みが評価され、自動車業界トップランナー企業として「エコ・ファースト企業」の認定を受けると発表した。
1日に環境省にて行なわれた締結式で日産は鴨下一郎環境大臣に対し「エコ・ファーストの約束」を行った。
日産のエコ・ファーストの約束は…
「低炭素社会の実現に向けてCO2排出量を最小化する」
「水・大気・土壌の保全を目指して、エミッションをクリーン化する」
「再資源化率100%を目指して資源の有効活用を推進する」
「あらゆる事業活動から環境負荷を低減し、環境意識の向上に努める」
…の4つ。
今後、同社はエコ・ファーストの約束における取り組みについて、その進捗状況と結果を環境省に報告するとともに、定期的に公表する。
同社は、環境大臣とエコ・ファーストの約束を締結することで、高い透明性をもって、環境への取り組みを今後一層強化するとしている。